お知らせ NEWS

お知らせ 学科情報 栄養学科 地域

【栄養学科】北九州災害用備蓄食のレシピ開発~北九州市との取り組み

災害用備蓄食とは、災害時にライフラインが止まった際でも、一定期間生活できるよう、備えておく保存性の高い食品のことです。

北九州市では、もしもの場合に備えて、数種類の備蓄食をストックしているようですが、実際の栄養面やその他の課題はないのでしょうか。

そこで北九州市より本学家政学部栄養学科にレシピ開発の依頼があり、今年で3年目を迎えました。

今回は、栄養学科の4年生4名が北九州市がストックする数種類の備蓄食の中から、「白飯、白がゆ、リゾット、堅パン、わかめごはん」を選択し、一般的な調味料や食材も利用しながら、さらにひと手間を加えた13種類のレシピが完成させました。

そのお披露目として、11月5日(水)15時より九州女子大学弘明館1階臨床栄養調理実習室において、北九州市八幡西区次長をはじめとした北九州市の関係者の皆さんをお招きしました。

はじめに、素材を生かしながら、彩りや栄養、味にこだわり、また、食物アレルギーにも配慮し作成したレシピについて、学生がプレゼンを行ったのち、試食会を行いました。

参加者は、元が備蓄食だったことを忘れるほどに、舌鼓を打っておられ、避難所でも食事を楽しめる可能性に驚きを隠せない様子でした。

また、レシピを考案した学生たちは、参加者の感想に耳を傾けながら、楽しく食事をする様子に安堵しており、きっと将来の管理栄養士としての自信につながったことでしょう。

今回、このプロジェクトにかかわったのは以下の学生です。

山野由佳さん(愛媛県立小松高校出身)

羽原百香さん(福岡県立京都高校出身)

玉城希世来さん(沖縄県立北山高校出身)

徳里優佳さん(沖縄県立コザ高校出身)

 

 

 

カテゴリー別で見る