課題解決型学習におけるイベント「第2回九女わくわくパーク」を開催しました。
本学では、講義、実技、実践を通して学びを深め、学修内容を実践的に活かすことができる強くてしなやかな女性の育成に力を入れています。その一環として、家政学部および人間科学部の2年生を対象に開講している総合共通科目のスキルアップ講座P(なでしこⅠ)では、マナー教育、および課題解決型学習を中心とし、学生の社会人基礎力「前に踏み出す力」「考え抜く力」「チームで働く力」を養成しています。また、本授業では、家政学部人間生活学科の3年生がファシリテーターとして、履修生である2年生の助言をするなど、学部・学年を超えた授業形態としています。
本授業において、学生の学びを定着させること、および地域の子どもたちに学びと遊びの場を提供することを目的に、冠婚葬祭をテーマとした日本の伝統文化と職業を体験するイベントを企画しました。企画内容については、本学と包括的連携協定を締結している折尾の異業種交流団体「折尾二三会」からアドバイスをいただきました。
↑打合せを行う学生たち
企画したイベントは、11月28日(日)、近隣の小学生を対象に「大学生と日本の伝統文化を学ぼう!九女わくわくパーク」として開催しました。コロナ禍での開催となるため、人数制限によるソーシャル・ディスタンス(社会的距離)の確保、換気、消毒等を徹底しました。
当日は30名の子どもたちが参加し、友達同士でゲームにチャレンジしていく姿や、集中して黙々と製作する姿が見られました。子どもたちに楽しんでもらえるよう、学生たちがチームワークを発揮して臨機応変に対応する姿はとてもたくましく思えました。
↑イベントの様子
学生は本イベントの企画・運営を通して、学んだ知識を社会に還元する力や他者と協働する力を養うことができました。