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教員氏名 坂井 満
ローマ字 SAKAI Mitsuru
所属学部 人間科学部
所属学科 児童・幼児教育学科
職名 教授
研究室 耕学館 2階 E216
メールアドレス mit-sakai@fains.jp
専門分野 社会科教育学、民主主義、ディベート、
オフィスアワー 前期:水曜日4 後期:水曜日3 
学生の皆さんへ 社会科は、社会を対象とします。では、社会って何でしょう?
近年、社会は大きな変革をしています。過去、明治維新や終戦後も大きな変革を迎えました。
今よりもより良い社会を形成するために、私たちは学ばなければなりません。
児童にとっても、より良い社会科学習となるように、皆さんも学んでほしいです。
最終学歴 鳴門教育大学大学院 学校教育研究科 教科・領域教育専攻 修士課程 修了
取得学位 教育学修士
職歴 1982年4月~佐賀県内公立小学校教諭、校長役職定年2024年3月
2025年4月 九州女子大学 人間科学部 児童・幼児教育学科 特任教授 就任
所属学会名 全国社会科教育学会
鳴門社会科教育学会
教育研究社会活動 1995年 佐賀新聞掲載「とうろん授業」
1996年 佐賀新聞掲載「とうろん授業」
2004年 佐賀新聞連載「学校で今」
2024年 佐賀新聞文化センター講座「投資詐欺にあわないための資産運用勉強会」講師
受賞等 1996年 佐賀県教育センター教育論文、杵西事務所表彰
1997年 佐賀県県民政策提案、優秀賞
2014年 佐賀市小中学校業務改善提案審査会、佳良賞
『ディベートによる社会科の授業づくり』  今まで実践されてきた社会科ディベート授業の論題の分類と考察を行った。その考察をもとに、価値論題・政策論題・推定論題それぞれの特色などを明らかにした。その後、児童がディベートに取り組みやすい論題づくりの考え方を紹介した。その考え方にもとづいた小学校第5学年の「野菜作りの盛んな地域」「私たちの生活と公害」のディベート論題づくりの学習指導案と授業実践の記録を紹介している。
『社会科でディベートする子どもを育てる』  社会科教科書の記述をもとに、それらの内容を結論とデータとに分類したり、結論とデータとの二次的な関係について分類したりすることを通して、議論の構造を理解させる方法を紹介している。そのことにより、相手の議論に対しての効果的な反論の指導が可能となることを授業実践で紹介している。このような議論についての具体的な指導をすることが、かみあった討論活動に必要であることを述べている。
『優れた社会科の授業の基盤研究Ⅰ 小学校の“優れた社会科授業”の条件』  今までの価値判断や議論の能力の育成を主眼とした社会科授業実践には、論争問題そのものの吟味をあまりせずに、すぐに調査活動・討論の準備・実際の討論活動などを行っていたという問題があった。
 そこで、現実の社会的な論争問題の様相について、児童生徒が分析的に吟味し、人々の社会についての価値判断の違いを知ったり、共有化したり、差異化したりする必要がある。
 社会的な問題である「諫早湾干拓問題」を題材にした社会科授業の実践を発表している。
『新社会科授業づくりハンドブック』  第2節「ワークショップを活用した授業づくり」における授業者のメンターとしての説明を述べている。授業づくりの方法としてのワークショップとカリキュラム開発としてのワークショップの研究的な意義について説明をしている。
「民主主義の方法的能力を育成する社会科」  今までの社会科教育を民主主義教育という観点から分類・考察し、充分に民主主義教育として機能してこなかったことを明らかにした。その反省のもとに、これからの民主主義教育としての社会科教育のあるべき姿を提案し、その中核には議論指導、合意形成指導などが大切であるとことを主張している。
種類 著書・
学術論文の名称
単著
共著
筆者 発行
年月等
発行所等 概要
著書
著書 『新社会科授業づくりハンドブック』 共著 坂井 満 2012.10 全国社会科教育学会  第2節「ワークショップを活用した授業づくり」における授業者のメンターとしての説明を述べている。授業づくりの方法としてのワークショップとカリキュラム開発としてのワークショップの研究的な意義について説明をしている。
著書 『優れた社会科の授業の基盤研究Ⅰ 小学校の“優れた社会科授業”の条件』 共著 坂井 満 2007.10 全国社会科教育学会  今までの価値判断や議論の能力の育成を主眼とした社会科授業実践には、論争問題そのものの吟味をあまりせずに、すぐに調査活動・討論の準備・実際の討論活動などを行っていたという問題があった。
 そこで、現実の社会的な論争問題の様相について、児童生徒が分析的に吟味し、人々の社会についての価値判断の違いを知ったり、共有化したり、差異化したりする必要がある。
 社会的な問題である「諫早湾干拓問題」を題材にした社会科授業の実践を発表している。
著書 『社会科でディベートする子どもを育てる』 共著 坂井 満 1997.5 明治図書  社会科教科書の記述をもとに、それらの内容を結論とデータとに分類したり、結論とデータとの二次的な関係について分類したりすることを通して、議論の構造を理解させる方法を紹介している。そのことにより、相手の議論に対しての効果的な反論の指導が可能となることを授業実践で紹介している。このような議論についての具体的な指導をすることが、かみあった討論活動に必要であることを述べている。
著書 『ディベートによる社会科の授業づくり』 共著 坂井 満 1995.8 明治図書  今まで実践されてきた社会科ディベート授業の論題の分類と考察を行った。その考察をもとに、価値論題・政策論題・推定論題それぞれの特色などを明らかにした。その後、児童がディベートに取り組みやすい論題づくりの考え方を紹介した。その考え方にもとづいた小学校第5学年の「野菜作りの盛んな地域」「私たちの生活と公害」のディベート論題づくりの学習指導案と授業実践の記録を紹介している。
学術論文
学術論文 「民主主義の方法的能力を育成する社会科」 単著 坂井 満 2000.3 鳴門社会科教育学会『社会認識教育学研究』第15号  今までの社会科教育を民主主義教育という観点から分類・考察し、充分に民主主義教育として機能してこなかったことを明らかにした。その反省のもとに、これからの民主主義教育としての社会科教育のあるべき姿を提案し、その中核には議論指導、合意形成指導などが大切であるとことを主張している。