著書 |
著書 |
健康とスポーツを科学する(2版) |
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長尾光城、長尾憲樹、松枝秀二、足立 稔、藤野雅広、他 |
2012.4 |
中央法規出版 |
健康づくりにおける健康管理方法について運動と栄養、休養の観点から近年の公衆衛生報告等もふまえながら展開している書籍である。 |
著書 |
健康とスポーツを科学する |
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長尾光城、長尾憲樹、松枝秀二、足立 稔、藤野雅広、他 |
2008.4 |
中央法規出版 |
健康づくりにおける健康管理方法について運動と栄養、休養の観点から近年の公衆衛生報告等もふまえながら展開している書籍である。 |
学術論文 |
学術論文 |
Circulating α-Klotho Counteracts Transforming Growth Factor-β-Induced Sarcopenia |
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Yutaka Ohsawa, Hideaki Ohtsubo, Tatsufumi Murakami, Masahiro Fujino, Shin-Ichiro Nishimatsu, Hiroki |
2023.4 |
The American Journal of Pathology |
老化における骨格筋の委縮を老化促進マウスを用いて調査をおこない、骨格筋だけでなくサルコペニアに見られる症状について腎障害などもTGF-βが関与していることを報告した。 |
学術論文 |
福祉サービス第三者評価の活用と普及に向けたプロセス調査システムの構築に向けて |
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坂本 圭,藤野雅広 |
2023.4 |
川崎医療福祉学会誌 |
「福祉サービス第三者評価」は、先行研究において、福祉サービスの質改善や向上に有用であることが確認できるものの、評価調査者として活動する我々は、介護サービスの提供の様子を最も身近で確認できる訪問調査において、Donabedian Aが提唱する「過程(Process)」の評価が十分できていないことが問題であると考えていた。そこで今回はモデルケースとして、介護老人福祉施設のプロセス調査を構築することとし、介護老人福祉施設版の「プロセスチェック表」と「評価項目一覧表」を作成した。これらの表を作成することは,実際の支援過程を可視化につながり、現場職員にとっても自身の支援過程の確認や振り返りをすることが可能となる。今後は、実際の評価活動の中でプロセス調査を試験的に実施することで、これらの表の精度を上げ、より正確なプロセス調査となるよう取り組む必要があると考えている。 |
学術論文 |
発達障がい児に対する紙鉄砲を用いた運動プログラムについて ~2 年間の体力変化に着目して~ |
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藤野雅広,加賀舜也,坂本 圭,?井 理恵 |
2020.4 |
運動と栄養の処方科学 |
幼児は身体を動かすことによって,心身の様々な側面において発達に必要な経験が相互に関連し合いながら成長する。遊びを中心とした身体活動は,多様な動きを身に付けるだけでなく,心肺機能や骨形成にも寄与し,生涯にわたっての健康維持および体力維持に積極的に取り組む意欲を育む基盤となる。しかしながら,発達障がい児の場合,粗大・微細な運動が苦手であること,コミュニケーション能力が未熟であること,情緒の問題があることなどが行動上の問題へとつながり,日常生活に悪影響を及ぼすことがある。なかでも,運動面での困難さは,周囲の人々に理解されにくい。我々は,発達障がいのある幼児に対して,自己肯定感を低下させずに楽しんで運動に参加できるプログラムとして,紙鉄砲遊びを用いて運動教室を展開した。 |
学術論文 |
療育を必要とする幼児の体力・運動能力の実態調査 -体力・運動能力にあわせた早期支援の方策の検討- |
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藤野雅広、坂本 圭、?井 理恵 |
2019.7 |
日本予防医学会誌 |
自閉症スペクトラム障害(Autism Spectrum Disorder; ASD)の子どもは、同年代と比較して学童期、思春期、青年期において社会的スキルが乏しいことが指摘されており、通常学級に在籍する子どもは、その社会的スキルの低さから、二次障害につながることが報告がされている。すなわち社会的スキルの不足は、各ライフステージの社会適応、さらには生活習慣病に至るまで様々な影響を与えるとされており、二次障害の予防には早期の療育や運動が必要不可欠である。
本調査では、社会的スキルの獲得において発達が十分でない幼児に対して積極的な支援をおこなうことが大切であると考え、療育を必要とする幼児の体力・運動能力の実態調査をおこない体力・運動能力にあわせた早期支援の検討をおこなった。 |
学術論文 |
中学・高校時における応急処置の実態調査 ~スポーツ系学生と一般学生の比較に焦点をあてて~ |
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馬渕博行、藤野雅広、桃原 司、長尾光城 |
2019.4 |
運動と栄養の処方科学 |
本研究は, 競技スポーツの現場での応急処置として行われるようになって久しい「RICE 処置」に焦点を当てた。将来、スポーツ・体育等の指導者を目指す大学生に対して求められる教育内容を検討する際の基礎資料として、「スポーツ医学」や「応急処置」のような専門教育を受講する前段階に「RICE 処置」の理解度を把握することを目的として調査を行った。 |
学術論文 |
レジスタンストレーニングにおける血中myostatinの濃度変化 |
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藤野 雅広、桃原 司、藤澤 芳基、鈴木 幸一郎 |
2016.5 |
日本予防医学会誌 |
ミオスタチン(myostatin)は、発見当初growth differention foctor8(GDF8)と呼ばれていたトランスフォーミング増殖因子(Transforming growth factor:TGF-β)スーパーファミリーに属する因子であり、骨格筋量、筋線維数の増加と筋線維サイズの増加に関与することが報告されている。また、myostatin濃度は 有酸素運動によって低下することやインシュリン抵抗性獲得にも関わっていることが報告されている。しかしながら、レジスタンストレーニングによるmyostatin濃度の変化についての報告は少ない。そこで、レジスタンストレーニングにおける血中myostatinの濃度変化について検証することとした。 |
学術論文 |
Bone metabolism in epilepsy patients: An analysis of 30 cases taking classic anti‐epileptic drugs |
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Ichiro Yokota,Atsushi Kuga, Masahiro Fujino, Mitsushiro Nagao, Fumio Kanda and Tatsushi Toda |
2016.3 |
Neurology and Clinical Neuroscience |
抗てんかん剤で5年間以上治療した30人の患者(18人の男性および12人の女性、24〜76歳)で骨密度を測定した。食物摂取量の栄養素および実験室データを、患者および年齢および性別が一致する健常対照において評価した。 |
学術論文 |
Targeting the type I TGF-β receptor for treating caveolin-3-deficient autosomal dominant limb-girdle muscular dystrophy type 1C and muscle wasting disorders. |
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Ohsawa Y, Nishimatsu S, Fujino M, Sunada Y |
2016.2 |
Translational Research In Muscular Dystrophy |
カベオリン-3は、筋細胞カベオレにおける主要な足場タンパク質であり、シグナル伝達および小胞輸送を調節する。カベオリン3遺伝子(CAV3)のドミナントネガティブ突然変異は、常染色体優性の四肢筋ジストロフィー1C(LGMD1C)および常染色体優性リプリング筋肉疾患(AD-RMD)を引き起こす。筋肉特異的トランスフォーミング増殖因子(TGF)-βファミリーのメンバーであるミオスタチンは、筋肉の増殖および量を負に調節する。我々は、野生型カベオリン-3がTGF-β1型受容体(TβRI)に結合し、それを阻害し、それによって細胞内TGF-βシグナル伝達を抑制することを発見した。 |
学術論文 |
The Inhibitory Core of the Myostatin Prodomain: Its Interaction with Both Type I and II Membrane Receptors, and Potential to Treat Muscle Atrophy. |
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Ohsawa Y, Takayama K, Nishimatsu S, Fujino M, Tsuchida K, Hayashi Y, Sunada Y. |
2015.7 |
PLoS One |
筋肉特異的トランスフォーミング増殖因子-β(TGF-β)であるミオスタチンは、骨格筋量を負に調節する。ミオスタチンのN末端プロドメインは、非共有結合的に不活性な循環複合体としてC末端成熟ドメイン(リガンド)に結合し、これを抑制する。しかしながら、ミオスタチンプロドメインのどの領域がミオスタチンの生物学的活性を阻害するために必要とされているかは不明のままである。我々は、完全長のプロドメインと比較して、ミオスタチン誘導転写活性を79%阻害する29アミノ酸領域を同定した。 |
学術論文 |
漸増的運動負荷時の酸化ストレスの変動 |
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藤野雅広、種本 翔、藤沢芳基、兒玉 拓、長尾憲樹、長尾光城 |
2014.1 |
日本予防医学会誌 |
過度の運動は活性酸素を産生し、健康を損なわせることが報告されているが、運動強度や時間による活性酸素種の増加については、一定の知見が得られていない。運動強度による活性酸素産生の影響が確認できれば有用な知見となるものと考え、これについて検証をおこなった。 |
学術論文 |
An inhibitor of transforming growth factor beta type I receptor ameliorates muscle atrophy in a mouse model of caveolin 3-deficient muscular dystrophy. |
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Yutaka Ohsawa,Shin-ichiro Nishimatsu,MasahiroFujino,Toshiyuki Shimizu, Kiyoshi Shimizu, and Yoshihid |
2012.8 |
Laboratory Investigation |
マウスの突然変異カベオリン3(CAV3(P104L))を発現する骨格筋は萎縮し、常染色体優性の四肢筋ジストロフィー筋ジストロフィー1Cのモデルとなる。我々は、カベオリン3欠損筋肉が活性化された筋肉内トランスフォーミング成長因子ベータ(TGF-β)シグナルを示したことを見出した。しかしながら、カベオリン3の喪失が筋萎縮を引き起こす細胞機構は不明である。近年、細胞内TGF-β1、-β2、-β3シグナル伝達を抑制することにより、TGF-β1型受容体(TβRI)キナーゼのいくつかの小分子阻害剤が癌治療用の分子標的薬として開発されている。ここでは、TβRIキナーゼ阻害剤、Ki26894が、アクチビン、ミオスタチン、およびTGF-β1ならびにCAV3(P104L)によって引き起こされるin vitroでの損傷した筋芽細胞分化を回復させることに成功した。 |
学会発表 |
学会発表 |
循環型α-KlothoはTGF-β誘発サルコペニアを抑制する |
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大澤 裕、藤野雅広、西松伸一郎、砂田芳秀 |
2023.8 |
日本筋学会第9回学術集会 |
サルコペニアの原因を早期に発見することができれば、進行を抑制するための適切な処方の開発とその有効性を検討することが可能となるである。このことから我々は、老化促進モデルマスを用いて筋委縮のメカニズムについて調査をおこなった。 |
学会発表 |
ダウン症児の立ち幅跳び動作に関する指導 |
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渡邊莉里那、藤野雅広、坂本 圭、宇野由香里、吉岡有紀子、?井理恵 |
2022.11 |
第20回日本運動処方学会 |
ダウン症児は合併症などの健康状態の課題とともに、不良姿勢や運動機能の遅れが指摘されている。特に運動機能の遅れの特徴として、小脳の構造異常による筋力や平衡機能の低下、全般的な運動機能の弱さ、低身長、肥満、体力不足などが挙げられており、中でも特に筋力と平衡機能の低下が大きな課題とされている。視野狭窄や屈折異常、近視などにより、視覚的な情報を効果的に取り込んで運動をプログラミングすることに困難を示すことから、健常児や自閉症児、知的障害児に比べて運動機能の遅れが顕著に見られていることが報告されている。
本研究では、立ち幅跳び動作の学習経験がない児童を対象に、視覚的教材などを活用しての運動実践をおこなった実践について報告をした。
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学会発表 |
カベオリン3/nNOS 相互作用:筋ジストロフィー治療に向けた基盤研究 |
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大澤 裕、白河俊一、丹田和恵、藤野雅広、西松伸一郎、砂田芳秀 |
2020.10 |
第38回日本神経治療学会 |
肢体型筋ジストロフィーに見られるCaveolin-3タンパクとnNOSタンパクの二重変異マウスを作成しこれらを解析し、筋ジストロフィーの遺伝子レベルでの解析治療を検証した。 |
学会発表 |
発達障害児に対する運動指導の取組み結果について ~就学前の発達障害児に対する指導課題~ |
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加賀舜也、宇野由香里、吉岡有紀子、坂本 圭、?井理恵、藤野雅広 |
2019.11 |
第17回日本運動処方学会 |
発達障がいをもつ幼児に対する運動の取組みが、就学前の課題や今後の展望得つながることを明らかにした。 |
学会発表 |
疾病予防運動施設の評価基準作成の意義とその作成に向けた準備的考察 ―プロセス調査に焦点をあてて― |
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坂本 圭、藤野雅広 |
2019.11 |
第17回日本運動処方学会 |
第三者評価機能調査スキルを用いて疾病予防運動施設の評価基準作成をおこないその意義を明確した。 |
学会発表 |
就学前の発達障がい児に対する運動支援の方策 ~社会的スキル向上にむけた NPO 法人の取組みの事例~ |
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藤野雅広、坂本 圭、宇野由香里、吉岡有紀子、?井理恵 |
2019.11 |
第17回日本運動処方学会 |
発達障がいの幼児に対する運動支援が社会的スキルの向上に必要不可欠であることを明らかにした。 |
学会発表 |
神経型NO合成酵素を起点とした筋ジストロフィー治療の基盤研究 |
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大澤 裕、深井雄太、丹田和恵、藤野雅広、西松伸一郎、砂田芳秀 |
2019.11 |
第37回日本神経治療学会 |
神経難病とされる筋疾患において神経型NO合成酵素を起点とした筋ジストロフィーの治療方法について検証した。 |
学会発表 |
マイオスタチン阻害ペプチドによる筋ジストロフィー治療の基盤研究 |
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大澤 裕、深井雄太、丹田和恵、藤野雅広、西松伸一郎、砂田芳秀 |
2019.8 |
日本筋学会第5回学術集会 |
TGF-βであるマイオスタチンの阻害ペプチドを用いて筋ジストロフィー治療の基盤研究を検証した。 |
学会発表 |
Taurine for prevention of stroke-like episodes in MELAS: an open-label, 4-year phase III trial. |
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砂田芳秀,大澤 裕,力丸満惠,深井雄太、藤野雅広、西松伸一郎、太田成男 |
2019.5 |
第60回日本神経学会学術大会 |
ミトコンドリア病におけるタウリン療法の有効性について証明した。 |
学会発表 |
福祉サービス第三者評価におけるアウトカム評価(運動支援)の位置づけ −介護報酬改定のあり方への一考察− |
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坂本 圭、藤野雅広 |
2018.10 |
第16回日本運動処方学会 |
わが国の高齢者介護政策は、1998年の社会福祉基礎構造改革を機に大きく転換し、2000年の介護保険法施行、2008年の後期高齢者医療制度の実施を受け、2025年を目途に、地域包括ケアシステム体制が整備されることになった。それに伴い3年に1度改訂される介護報酬は、2018年度診療報酬との同時改定により、「自己選択・自己責任」、「自立支援」、「在宅介護」、「終末期ケア」というキーワードのもと新たに「アウトカム評価」が採用されようとしている。一方、介護報酬は、本来介護サービスの実施費用(利用料金)が反映される価格に位置づけられるものの、その体系は「政策料金」と称されるように、国の財政状況を反映して政策誘導されているのが現実であり、介護施設側は改定に一喜一憂し、改定に沿ったサービス提供がなされ、利用者の福祉の向上に主眼がおかれにくい現状がある。我々は、介護施設がなるべく政策に左右されないよう福祉本来の目的が達成できる体制の整備について検証をおこなった。 |
学会発表 |
創傷治癒促進形質MRLはデュシェンヌ型筋ジストロフィーモデルの骨格筋病変を改善する |
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藤野雅広、大澤 裕、丹田和恵、深井雄太、西松伸一郎、砂田芳秀 |
2018.8 |
第4回日本筋学会学術集会 |
自然発症変異マウスで創傷治癒促進マウスが報告されており、この責任遺伝子は未だ不明である。我々は、デュシェンヌ型筋ジストロフィーモデル マウスに創傷治癒促進マウスの遺伝子を導入し骨格筋の筋ジストロフィー病変について解析し、有効な結果を得た。
現在までに有効な治療法がないデュシェンヌ型筋ジストロフィー患者に対する新しい治療法となる可能性が示唆したことを報告した。
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学会発表 |
マイオスタチンペプチド医薬によるデュシェンヌ型筋ジストロフィー治療の基盤研究 |
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大澤 裕、丹田和恵、深井雄太、藤野雅広、西松伸一郎、砂田芳秀 |
2018.8 |
第4回日本筋学会学術集会 |
マイオスタチンは筋細胞でN末端のプロドメインとC末端活性ペプチド(リガンド)として産生されるTGF-β分子で、骨格筋量を負に制御する。血中ではN末端プロドメインが、C末端活性ペプチド(リガンド)を非共有結合で包含し、その活性を抑制する不活性型複合体を形成していることが知られていた。我々は、262アミノ酸残基から構成されるプロドメイン全長から、29アミノ酸残基で構成される阻害活性中心 (IC) 領域を同定した。TGF-βプロドメインは、阻害活性中心により、そのリガンド-膜受容体動員を決定し特異的な細胞内シグナルを発信しているのかもしれない。ICペプチドの最適化の試みと筋ジストロフィーモデルマウス投与への取り組みについて紹介すした。 |
学会発表 |
nNOSはカベオリン欠損マウスの筋萎縮を予防する |
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深井雄太、大澤 裕、大坪秀明、西松伸一郎、藤野雅広、砂田芳秀 |
2017.8 |
第3回日本筋学会学術集会 |
nNOSタンパクの二重変異マウスを作成しこれらを解析し、筋ジストロフィーの遺伝子レベルでの解析治療を検証し筋委縮現象をつきとめた。 |
その他 |
その他 |
福祉サービス第三者評価におけるプロセス調査導入の検討 |
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坂本 圭、藤野雅広 |
2022.11 |
第36回医療福祉研究報告会 |
「福祉サービス第三者評価」は、先行研究において、福祉サービスの質改善や向上に有用であることが確認できるものの、評価調査者として活動する我々は、介護サービスの提供の様子を最も身近で確認できる訪問調査において、Donabedian Aが提唱する「過程(Process)」の評価が十分できていないことが問題であると考えている。そこで今回はモデルケースとして、介護老人福祉施設のプロセス調査を構築することとし、介護老人福祉施設版の「プロセスチェック表」と「評価項目一覧表」を作成した |
その他 |
放課後等デイサービスにおける運動支援の取り組み |
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藤野雅広 |
2017.5 |
岡山県社会福祉士会 社会福祉研究誌 |
放課後等デイサービスとは、障害のある就学児童が学校の授業終了後や長期休暇中に通うことのできる施設であり、施設では生活力向上のための専門的な療育を受けることができるプログラムが実施されている。 特に行動面、学習面、コミュニケーション面など様々な角度から個人に合わせた療育によって、ソーシャルスキルトレーニングなどの療育プログラムが組まれている。我々は子ども達の「運動」への興味・やる気が持てる働きかけや、運動に対する苦手意識のある子どもたちの個々の能力や体力向上を目的とした療育支援の取り組みについて検証をおこなった。 |
その他 |
岡山県における有料老人ホーム入居者の権利擁護に関する基礎調査 —パイロット調査から見えてくるもの— |
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坂本圭、藤井宏明、伊藤泰三、藤野雅広 |
2016.1 |
岡山保健福祉学会雑誌 |
介護保険制度実施以降、サービスの選択と効率的な介護サービスの提供を理由に様々なサービスが生まれた。その1つに、2003(平成15)年から給付対象となった「有料老人ホーム」である。厚生労働省の「介護サービス施設・事業所調査」によると、2003(平成15)年時点で904ヶ所であった有料老人ホーム数が、2014(平成26)年には4,452ヶ所と約5倍の増加となっていた。その一方、厚生労働省が2015(平成27)年3月に「有料老人ホームを対象とした指導状況等のフォローアップ調査結果」では、有料老人ホームとしての実態があるにも関わらず無届け状態にあるホームの存在があった。このように岡山県においても有料老人ホームについては、実態を把握しづらい状況があるとことから岡山県の有料老人ホームの実態にについて調査をした。 |
その他 |
Muscle-specific overexpression of caveolin 3 causes muscle atrophy, but not muscular dystrophy. |
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Y.Ohsawa, M.Fujino, S.Nishimatsu, M.Rikimaru, S.Hayashi, Y.Sunada |
2012.10 |
Neuromuscular Disorders |
カベオリンの構造膜タンパク質であるカベオリンは、足場タンパク質としてのシグナル伝達および小胞輸送現象を調節する。カベオリン3のアップレギュレーションは、カベオリンの筋特異的アイソフォームが、いくつかの筋ジストロフィーにおいて示されている。我々の遺伝子研究は、カベオリン3の全身過剰発現が骨格筋および心筋での重度のジストロフィー変化を誘導し、筋肉に閉じ込められたカベオリン3の増加が、筋ジストロフィーにつながる機構にどのように関与しているかを明らかにした。 |