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教員氏名 三浦 拓眞
ローマ字 MIURA Takuma
所属学部 人間科学部
所属学科 心理・文化学科
職名 准教授
研究室 E312
研究室TEL 093-684-3371
メールアドレス miura9731@kwuc.ac.jp
主要担当授業科目 書道科教育法Ⅰ・Ⅱ、漢字仮名交じり書法Ⅰ・Ⅱ、行草書法Ⅰ、仮名書法Ⅰ、篆隷書法Ⅰ、日本書道史、卒業研究演習Ⅰ・Ⅱ、教職実践演習、キャリアデザイン、キャリア基礎演習、ゼミナール、スキルアップ講座
専門分野 書写書道教育
学生の皆さんへ 私たちは文字を書きます。
自分の思い、誰かへの伝えたい思いを表現します。
多様な芸術の中でも書は「言葉を書く」芸術です。
造形性、意味性を考えて表現することは奥深く、面白いです。
手書きにしかできない、手書きだからこその魅力について考え、これからの書写書道の未来について、共に語りましょう。
最終学歴 愛知教育大学大学院教育学研究科修士課程修了(2021年)
東京学芸大学大学院連合学校教育学研究科(2022年〜現在)
取得学位 修士(教育学)
職歴 幸田町立中央小学校 教諭(2010年4月〜2013年3月まで)
幸田町立幸田中学校 教諭(2013年4月〜2015年3月まで)
愛知県立西尾東高等学校 教諭(2015年4月〜2021年3月)
愛知県立一色高等学校 定時制 教諭(2021年4月〜2024年3月)
愛知県立三谷水産高等学校  非常勤講師(2023年4月〜2024年3月)
九州女子大学(2024年4月〜現在)
所属学会名 全国大学書写書道教育学会
全国大学書道学会
福岡県書写書道教育研究会
全九州大学書写書道教育学会
全国大学国語教育学会
教育研究社会活動 産経国際書会(審査会員)
東海書道芸術院(院人)
宏道書会(副理事)
書と生き物愛好会(理事長)
受賞等 第41回産経国際書展(国際大賞)
産経国際書展(産経準大賞)
産経国際書展(会友賞)
産経国際書展(特選)
東海書道芸術院(中国領事館賞)
愛知県文連美術展(新人大賞)
愛知県文連美術展(愛知県教育委員会賞)
愛知県文連美術展(愛知県議会議長賞)
西尾市美術展(中日新聞社賞)
公益財団法人 大幸財団(丹羽奨励対象者)
公益財団法人 日本習字教育財団(学術研究助成 第8回助成対象者)
パナソニック教育財団「研究成果報告書」優秀賞
学内における委員会活動等 教務部
入試問題委員会
社会貢献・国際連携等 SDGsを意識した固形墨の開発
種類 著書・
学術論文の名称
単著
共著
筆者 発行
年月等
発行所等 概要
学術論文
学術論文 書の言語表現的機能から捉えた書表現における見方・考え方に関する考察 ー「知の構造」と問いの設定に着目した実践を通してー 共著 三浦 拓眞・青山浩之 2024.3.31 全国大学書写書道教育学会 書の言語表現的機能から捉えた書表現が書き手と受け手のコミュニケーションの媒体となったときの機能や構造を「知の構造」に基づいて理論的に整理した。また、問いの設定を工夫した芸術科書道の実践を行い、そこで生じた書の言語表現的機能から捉えた書表現について考察し、書表現が「書に関する見方・考え方」へどのように機能するか明らかにした。
学術論文 言語表現的機能から捉えた「漢字仮名交じりの書」の教育的意義に関する研究 共著 三浦 拓眞・青山浩之 2023.3.31 全国大学書写書道教育学会 W-Jオングによる「話しことば」と「書きことば」、シンボリック相互作用論、コードとコンテクストの理論に基づいて、言語表現的機能から捉えた漢字仮名交じりの書の教育的意義について考察した。漢字仮名交じりの書の学習は、表現及び鑑賞を深めることやメタ認知的活動が行われることにおいて教育的意義があるとした。
学術論文 漢字と仮名の調和における平仮名の表現方法に関する考察 −中学校国語科書写と高等学校芸術科書道を縦断的につなぐ視点から-(下) 2023.3.31 公益財団法人 日本習字教育財団 芸術科書道における漢字と仮名の調和を学習者がどのように捉えているかを授業実践に基づいて分析し、書写と書道を縦断的につなぐ方策について理論的に考察した。仮名調和表の実践における機能、経験学習やリフレクションの有用性について述べ、モストンの学習スタイルの視座から指導者が意識すべきことについて考察した。
学術論文 「漢字仮名交じりの書」の制作過程における音読・劇化を用いた学習方略の効果 三浦 拓眞 2022.3.31 全国大学書写書道教育学会 漢字仮名交じりの書の制作過程に音読・劇化を用いることが、精神的な調和を図ることに有効かについて考察した。音読・劇化の作用を6つに分類し、精緻化リハーサルや運動性記憶の視点から効果を裏付けた。また、指導者が意識すべきことを提案し、個の読みの確立段階を充実させること、音読・劇化の根拠を振り返る活動の重要性を述べた。
学術論文 漢字と仮名の調和における平仮名の表現方法に関する考察 −中学校国語科書写と高等学校芸術科書道を縦断的につなぐ視点から-(上) 三浦拓眞・川瀬英幹 2022.3.31 公益財団法人 日本習字教育財団 漢字と仮名の調和に関する意識について、高校生の実態を把握し、書道の汎用性の観点からアンケート結果を整理した。また、自己調整学習の視座から調和を図る過程を捉え、「調和的書字方略」として分類を試みた。「仮名調和表」の作成が、調和を図る学習に有効であることを体系的にまとめた。
学術論文 漢字仮名交じりの書における効果的な学習指導方法の研究 −生徒の学習方略獲得を目指して− 三浦 拓眞 2021.3.31 全国大学書写書道教育学会 漢字仮名交じりの書に関する教科書の記載内容や、全高書研における実践の調査を試みた。漢字仮名交じりの書の制作過程において、生徒が意図に基づいた表現をするためには、自己調整学習から捉えた学習方略の獲得が大切である。認知脳科学の見地から、音読や劇化、視聴覚教材やワークシートが学習方略として有効に作用すると考察した。
学術論文 「高等学校芸術科書道」における「意図」と「表現」をつなぐ学習指導内容の検討 三浦 拓眞 2020.3.31 全国大学書写書道教育学会 「読み」を深めることにより、意図に基づいた作品へと変化するかに検証した。ワークシートの活用により意図が明確になり線質を意識させることはできたが、書作品としての一貫性という視点で課題が残った。