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教員氏名 | 水上 栄一 |
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ローマ字 | MIZUKAMI, Eiichi |
所属学科 | 子ども健康学科 |
職名 | 教授 |
所属学科(兼任) | 専攻科 子ども健康学専攻 |
メールアドレス | mizukami08@kwuc.ac.jp |
主要担当授業科目 | 教育学特論,キャリアデザイン特別演習,道徳・特別活動教育論,文章力をつける |
専門分野 | 道徳教育論,教育方法(主に道徳科、国語科)論 |
学生の皆さんへ | 教育委員会の指導主事や小学校長など、現場経験が長いため、教育現場の実態について様々な視点からお話しできると思います。また、道徳教育や教育哲学についても研究していますので興味のある人は、遠慮なく研究室を訪問してください。 |
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最終学歴 | 福岡教育大学大学院 |
取得学位 | 教育学修士 |
職歴 | 小学校教諭,福岡県教育センター研究主事,福岡県教育庁福岡教育事務所指導主事,小学校長,福岡教育大学教育実習コーディネーター |
所属学会名 | 日本道徳教育方法学会,日本公民教育学会 |
研究活動の概要 | 研究活動(1) ■研究題目 「自己の生き方について考えを深める『道徳科』の授業目標~理解させたい価値の具体化を通して~」
■研究の要旨 従来の道徳の授業の本時目標が曖昧であることを問題として提起し、子供に理解させたい価値内容を具体的に記した目標設定による道徳科授業を提案した。そして、それまでに子供が理解していた価値と、その時間の学習を通して理解させたい価値との矛盾を解決しようとする議論を通して、自己の生き方について考えを深める学習が成立することを主張している。
■研究成果の報告 『道徳教育方法研究23』日本道徳教育方法学会誌(2018年)掲載
■キーワード 道徳科 具体的な授業目標 価値の理解 考えの深まり
研究活動(2)
■研究題目 「他者の視点で自己を見つめ直す道徳科学習指導~人物の気持ちを想像する授業再考~」
■研究の要旨 「道徳科」では、心情の想像から脱却する指導方法が提唱されている。しかし、心情の想像は、道徳性を養う上で欠くべからざるものである。特に、他者が自分をどう見るかという視点を取り入れて行為を決定することは、自律性を失うことではなく、むしろ、道徳性を作り上げる基礎になる。この考えに立って、主人公の行為の影響を受ける他者がどのように感じるかを想像する道徳の授業をもっと増やすべきであると主張している。
■研究成果の報告 『道徳教育方法研究24』日本道徳教育方法学会誌(2019年)掲載
■キーワード 気持ちの想像 他者の視点 いい子への志向 相互協調的自己観
研究活動(3)
■研究題目 実践規則の知識習得を目標とする道徳科学習指~「実践的三段論法」による授業分析を通して~
■研究の要旨 実践的な三段論法に照らして考えると、道徳の授業は知識、思考、感情の三段階に分類される。その中で、今まで感情の部分が重点が置かれすぎていた。今後は、道徳の授業をバランスよく実践する必要があり、感情面教育だけでなく、考えたり判断したりする思考を重視する授業や、実践ルールの知識を身につけるための授業も重視されなければならないことを主張している。
■研究成果の報告 『道徳教育方法研究27』日本道徳教育方法学会誌(2021年)掲載
■キーワード 実践規則の知識習得、道徳科の授業目標、実践的三段論法
研究活動(4) ■研究題目 場面を正確に読み取らせる小学校物語文の学習指導~表現活動による児童の読み誤りの把握を通して~
■研究の要旨 国語科の物語文の授業実践において場面の様子を正確に読み取っていると教師が判断している場合でも実際には、児童は教師が考える以上に読み誤っている場合がある。その事例として教材「おむすびころりん」「モチモチの木」「やまなし」を用いた実践例を基に、児童が読み誤り易い箇所を明らかにするとともに、読み誤りを正して場面を正確に読み取らせるための表現活動の在り方について提案するもの
■研究成果の報告 『九州女子大学紀要』第59巻2号 掲載
■キーワード 物語の正確な読み 表現活動 読み誤りの把握 |
生年 | 1957年 |