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教員氏名 船津 京太郎
ローマ字 FUNATSU, Kyotaro
所属学科 子ども健康学科
職名 教授
所属学科(兼任) 専攻科 子ども健康学専攻
専門分野 発育発達、陸上競技、トレーニング
学生の皆さんへ やりたい事より、「できること」をから始めよう
最終学歴 九州大学大学院博士後期課程(芸術工学府芸術工学専攻生理人類学講座)修了
取得学位 博士(芸術工学)
所属学会名 日本体育学会、九州体育・スポーツ学会、日本スプリント学会、日本運動生理学会、人類働態学会会員、体力医学会
教育研究社会活動 【研究分野】
陸上競技方法論、子どもの下肢の筋量と疾走能力との関係、ジュニアスポーツコーチング
【競争的資金獲得状況:外部】
科学研究費補助金
○発育期における下肢および大腰筋の発育と疾走能力の発達との関係,基盤研究(C),4,680千円,2017.04~2019.03,代表
○野球投手の身体における深層筋と浅層筋の形態的特性と投球パフォーマンスの関係,基盤研究(C),4,810千円,2015.04~2018.03,分担
○下肢筋プロポーションと歩行モーションの加齢変化とその関連性,基盤研究(B),11,500千円,2014.04~2017.03,分担
○幼児及び児童における下肢筋厚の発達と疾走能力との関係,基盤研究(C),5,330千円,2012.04~2015.03,代表
○超音波エコー画像のテクスチャ情報から筋力を推定する手法の開発,挑戦的萌芽研究,3,120千円,2011.04~2013.03,分担
【奨学寄付金】
○ミッドソールの硬度の違いが歩行時の筋放電量、酸素摂取量に与える影響,株式会社ムーンスター,2011.05,300千円,代表
研究活動の概要

研究活動(1)

  • 研究題目

3-8才児における下肢筋厚の発育と性差

  • 研究の要旨

3-8才児561名を対象に超音波法により下肢の筋厚を測定し下肢筋群の量的な発育の性差、部位差を検討した。下肢筋厚は年齢と共に増加した。大腿部筋厚は、児童期前半では男児は大腿後部、女児は大腿前部でより高い値が観察され、発育の性差が認められた。下肢筋厚の部位別の発育量は女児は全ての部位において一定の速度で発育するのに対し、男児は児童期前半から大腿前部の速度が低下し、大腿後部の速度が上昇することが示され、男児の下肢筋群の間には発育の部位差が存在した。さらに、幼児期における筋の量的な発育に男女間に1年程度のずれが生じることが示唆された。〔筆頭著者として執筆を担当した〕(船津京太郎、村木里志、綱分憲明)
DOI:http://doi.org/10.7600/jspfsm.61.479

  • 研究成果の報告

体力科学、Vol61(5)

 

研究活動(2)

  • 研究題目

3-8歳児における下肢筋厚の発育と疾走能力との関係

  • 研究の要旨

思春期前にあたる3歳から8歳の子どもにおいては形態の発育に加えて、下肢の筋厚の発育がストライドの増大に貢献し、疾走能力に影響を及ぼすとことが示唆された。男児の 8歳群では、形態や下肢の筋厚と疾走能力との間に有意な関係は認められなかった。 よって、8歳前後においては男児は体格や筋の量などの形態的要素より下肢の筋力や パワー、または疾走動作などの他の要素の向上が疾走能力に影響を及ぼすと考えられ る。それに対し女児は全ての年齢群で下肢筋厚と疾走能力に有意な相関が認められ、生得的な下肢の筋量が疾走能力に影響を及ぼすことが示唆された。〔筆頭著者として執筆を担当した〕(船津京太郎、村木里志、綱分憲明)
DOI:http://doi.org/10.7600/jspfsm.62.131

  • 研究成果の報告

体力科学、Vol62(2)

 

研究活動(3)

  • 研究題目

思春期前における下肢筋量と疾走能力との関係

  • 研究の要旨

幼児期から思春期前までの子ども(3~8才)の下肢筋量の発育とそれが疾走能力及ぼす影響について、先行研究と自身の研究結果を基に概説した。その結果、下肢筋量の発育には性差が存在すること、疾走能力に及ぼす下肢筋量の影響には年齢差や男女差が存在することが示され、思春期前の子どもに対するコーチングの指針となった。
〔筆頭著者として執筆を担当した〕(船津京太郎、村木里志)

  • 研究成果の報告

トレーニング科学、vol25(4)

 

研究活動(4)

  • 研究題目

Effect of Furniture Weight on Carrying, Lifting, and Turning of Chairs and Desks among Elementary School Children

  • 研究の要旨

In elementary schools in Indonesia and some other developing countries, usually only one style of furniture is used for all children, and the furniture is heavy and oversized for younger children. This affects their ability to carry it. The objective of this study is to investigate the effects of elementary school furniture weight and children’s age on performance of three carrying tasks, from the ergonomics point of view. A total of 42 schoolchildren (17 Indonesian, 25 Japanese) participated i n this study. Two types of Japanese chairs (Chair A and B), one type of Indonesian chair (Chair C), and two types of desks. I n conclusion, children’s ability to carry furniture is affected by their age and furniture characteristics, especially weight. I n order to encourage classroom activities i n elementary school, school furniture should be of appropriate weight. Supervision for younger children is required during classroom furniture arrangement.
(Lu'Lu'Purwaningrum, Kyotaro Funatsu, Jinghong xiong, Cucuk Nur Rosyidi, Satoshi Muraki)
(DOI: 10.1371/journal.pone.0128843)

  • 研究成果の報告

PLOS ONE

 

研究活動(5)

  • 研究題目

大学野球部男子学生におけるたんぱく質摂取が骨格筋率に及ぼす影響

  • 研究の要旨

大学野球部男子学生において、たんぱく質摂取量1.79/kgBW/日以上群は、1.39/kgBW/日以下群に比して骨格筋率が高い傾向を示し、栄養素摂取量の面でも優れていたことを明らかにした。(新冨瑞生,山本亜衣,長谷川伸,樋口行人,船津京太郎,巴美樹)

  • 研究成果の報告

九州共立大学ス ポーツ栄養研究 センター紀要