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教員氏名 古木 誠彦
ローマ字 KOKI, Masahiko
所属学部 人間科学部
所属学科 心理・文化学科
職名 准教授
所属学科(兼任) 人間科学研究科 人間科学専攻
メールアドレス koki@kwuc.ac.jp
主要担当授業科目 楷書法Ⅱ、行草書法Ⅱ、篆隷書法Ⅱ、仮名書法Ⅱ、書論、中国書道史、卒業研究演習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ、書道科教育法Ⅰ、中等教育実習事前事後指導、教育実践演習、キャリア基礎演習
専門分野 漢字学、青銅器研究、書学書道史学、日本古代文書(書体・書風)、書写書道教育、作品制作
オフィスアワー 前期・後期:火曜日5限目(耕学館3階 E311)
学生の皆さんへ 「書」は、意外にもいろいろな分野との関連があります。
書に限らず、他の芸術についても興味を持って下さい。芸術は人間の根幹に繋がることが多いです。一緒に芸術について大いに語り合いましょう。皆さんの若い力、期待しています。
最終学歴 筑波大学大学院芸術研究科美術専攻修士課程修了(1996年)
取得学位 修士(芸術学)
所属学会名 書学書道史学会
福岡県美術協会
福岡県書写書道教育研究会
全九州大学書写書道教育学会
全国大学書道学会
教育研究社会活動 〇読売書法会(理事)
〇謙慎書道会(常任理事)
〇福岡県書写書道教育研究会(調査・研究部員)
〇全九州大学書写書道教育学会(理事・事務局長)
〇福岡県美術協会正会員(広報委員・HP作成委員)
〇九州女子大学・生涯学習センター講座講師
〇芦屋町小学校区祖父母学級講座講師
〇謙慎書道会九州・沖縄展事務局(事務局長)
〇謙慎書道会展審査員 
〇読売書法展審査員
〇須恵町美術展審査員 
〇宇部市美術展審査員
受賞等 日展入選
謙慎書道展(春興賞)
謙慎書道展(青山賞)
読売書法展(読売俊英賞)
読売書法展(読売新聞社賞)
福岡県美術協会展(県知事賞)
福岡県美術協会展(中間市長賞)
福岡県美術協会展<会員の部>(美術協会賞)
研究活動の概要

研究活動(1)

■研究題目

①青山杉雨の書芸術観ー『書道研究』〈表紙のことば〉の考察ー
②青山杉雨作品年譜(一九三六年~一九六二年)
③青山杉雨作品年譜(一九三六年~一九六二年)再版
④青山杉雨作品考-修作時代(1936年~1962年)年譜再編-

 

■研究成果の要旨

①『書道研究』〈表紙のことば〉を通して、青山の書芸術観の確認と、
昭和後期の日本と中国における書芸術の交流事項についての考察。
②青山杉雨の50歳前までの作品観を研究する基礎資料の確定。
③青山杉雨の50歳前までの作品観を研究する基礎資料の修正版。
④新資料(作品)を加え、青山杉雨50歳前までの作品観を通観できる
基礎資料の再編。このような資料は現時点では皆無である。

 

■研究成果の報告

①九州女子大学紀要 第48巻1号(平成23年9月)201ー216頁
②九州女子大学紀要 第49巻1号(平成24年10月)281ー297頁
③生誕110年記念青山杉雨展図録(2022年9月20日)56-67頁
④九州女子大学紀要 第60巻2号(令和6年2月) 91-105頁

 

■キーワード

青山杉雨

 

 

研究活動(2)

■研究題目

①大盂鼎銘文中の異体字についての一考察 
②台湾書道教育考~日本統治下の台湾教育を中心に~
③市川大門地区・大門碑林拓本の書研究教材への活用と
伝統工芸品の全国的PRプロジェクト
④中国西周時代昭王期の青銅器考ー書籍別断代比較を中心にー 
⑤楊伯潤「節臨顔真卿争座位文稿」の考察
⑥中国西周時代昭王期の青銅器考ー祭祀儀礼からみる昭王期の特徴ー
⑦チンキ銘文小考
⑧董其昌臨書作品に関する一考察
-1589年(35歳)から1598年(44歳)の学書を中心に- 

 

■研究成果の報告

①九州女子大学紀要 第40巻1号(平成15年9月)109-121頁
②九州女子大学紀要 第41巻3号(平成17年2月)169-185頁
③九州女子大学紀要 第50巻2号(平成26年3月)187-199頁
④九州女子大学紀要 第53巻1号(平成28年3月)153-169頁
⑤九州女子大学紀要 第57巻1号(令和2年9月)81-93頁
⑥九州女子大学紀要 第58巻1号(令和3年9月)37-49頁
⑦九州女子大学紀要 第59巻2号(令和5年3月)155-167頁
⑧九州女子大学紀要 第60巻1号(令和5年9月)11-24頁

 

 

研究活動(3)

■研究題目

「漢字の歴史」-青銅器と古代文字のはなしー

 

■研究成果の要旨

中国古代(殷時代前から後漢時代までを対象)の文字について考察し、それが現在ではどのような意義や字形に変化しているのか、また各時代の政治や文化との関連性について説明を付し、漢字の面白さについて解説している。また、青銅器の状態についても画像を掲載し、一般向けに簡単な解説を付している。

 

■研究成果の報告

書道研究月刊誌『玄筆』漢字の歴史(単著)(1998年~現在も連載中)
※2024年5月現在(313話)

 

■キーワード

漢字の変遷、西周青銅器

 

 

研究活動(4)

■研究題目

作品制作・発表

 

■研究成果の要旨

中国古代(殷・西周・戦国・秦)時代の文字を中心に、それらをどのように使い、どのように表現したなら、現代にその古代の息吹を蘇らせることができるか試案中である。またそれらの文字を使い、表現することで書の新たなる表現方法を模索中である。
また、定例のグループ展では楷書・行書・草書・隷書・篆書・かな・水墨画・調和体の書等を発表し、様々な方向から書の表現方法を模索中である。

 

■研究成果の報告

日展入選(現在に至る)
謙慎書道展(1986年~現在に至る)
読売書法展(1986年~現在に至る)
謙慎書道会九州・沖縄展(2001年~現在に至る)
日本の書展(2001年~現在に至る)
福岡県美術協会展<県展>(2006年~2008年)
福岡県美術協会<県展>会員展(2009年~現在に至る)
大東文化大学鹿児島県人展(1985年~現在に至る)
謙慎書道東部展(1997年~2000年)

 

■キーワード

展覧会

 

 

研究活動(5)

■研究題目

①中国西周時代昭王期の金文研究 
【科学研究費補助金(基盤研究C )】H24~27年
②古代日本の墨書資料における字体・書体の研究 
【科学研究費補助金(基盤研究C )(2)】H15~17年

 

■研究成果の要旨

①中国西周時代昭王期の青銅器・金文に着目し、他の王期との比較を行うことで、昭王期の字形の特徴を究明した。
②正倉院文書・木簡等の古代日本の墨書資料を主たる対象として、字体、書体(書風)の特徴、ならびに字体と書体の相関関係の解明を研究の目的とした。

 

■キーワード

古代墨書文字、金文