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教員氏名 奥田 俊博
ローマ字 OKUDA, Toshihiro
所属学部 人間科学部
所属学科 心理・文化学科
職名 教授
所属学科(兼任) 人間科学研究科 人間科学専攻
メールアドレス soumuka-kw@fains.jp
主要担当授業科目 卒業研究演習Ⅰ
専門分野 日本文学 日本語学 
最終学歴 筑波大学大学院文芸・言語研究科各国文学専攻修了(1999年)
取得学位 博士(文学)
職歴 筑波大学非常勤講師(1999年~2000年)
九州女子大学講師(2000年~2002年)
九州女子大学助教授(2002年~2007年)
九州女子大学准教授(2007年~2009年)
九州女子大学教授(2009年~)
所属学会名 萬葉学会、上代文学会、古事記学会、訓点語学会、和漢比較文学会、風土記研究会、筑波大学国語国文学会、埼玉大学国語教育学会、西日本国語国文学会
教育研究社会活動 ・筑波大学公開講座「民話・民間信仰」講師(1999年)
・筑波大学公開講座「東西の古典に親しむ」講師(2000年)
・福岡県水巻町中央公民館講座 「万葉集を読む」講師(2005年)
・年長者研修大学校穴生学舎シニアサマーカレッジ 「万葉集の世界」講師(2012年)
研究活動の概要

研究活動(1)

■研究題目

古代日本における文字表現の研究

 

■研究成果の要旨

『古事記』、『万葉集』、『播磨国風土記』、『出雲国風土記』、続日本紀宣命、正倉院文書、木簡等における文字表現についての研究。

 

■研究成果の報告

・「『古事記』の表記―和化された字義をめぐって―」(「萬葉」(萬葉学会)153号、1995年)
・「『万葉集』における「去」の訓―「ユク」「ヌ」の揺れをめぐって―」(「萬葉」(萬葉学会)159号、1996年)  
・「『万葉集』の仮名表記―表意性を有する例を中心に―」(「日本語と日本文学」(筑波大学国語国文学会)27号、1998年)  
・「『万葉集』訓字主体表記巻における懸詞の表記」(「萬葉」(萬葉学会)167号、1998年)
・「『古事記』の借音字表記における表記意識」(「古事記年報」(古事記学会)44号、2002年)   
・「『風土記』の仮名表記―固有名詞以外の語の仮名表記を中心に―」(「風土記研究」(風土記研究会)27号、2003年)   
・「『古事記』の神名と文字表現」(古事記学会編『古事記論集』おうふう、2003年)
・「『古事記』における大字の使用について」(「古事記年報」(古事記学会)49 号、2007年)  
・「正税帳における「都合」と「合」―熟字と単漢字の使用をめぐって―」(『国語文字史の研究 10』和泉書院、2007年)
・「近世以前の万葉集表記関連用語―〈義訓〉を中心に―」(『国語語彙史の研究 28』和泉書院、2009年)
・「『万葉集』の〈義訓〉」(「上代文学」(上代文学会)107 号、2011年)  
・「『古事記』の〈添え字〉」(「古事記年報」(古事記学会)53号 、2011年)  
・「『古事記』における熟字の選択―単漢字との関係を中心に―」(「國學院雑誌」(國學院大学)112巻11号、2011年)
・「古事記の借訓字」(「古事記年報」(古事記学会)56号、2014年)
・『万葉集』における反復表現の表記―変字法とその周辺―(「美夫君志」(美夫君志会)、2017年)
・『古代日本における文字表現の展開』(塙書房、2016年)
・古代文学と隣接諸学10(竹林舎、2018年)
・「漢字文献の仮名とその展開-訓字と仮名の揺らぎをめぐって-」(『万葉仮名と平仮名 その連続・不連続』、三省堂、2019年)
・「『万葉集』巻十六「越中国歌四首」考」(「萬葉集研究」40集、塙書房、2021年)

 

■キーワード

表記、古事記、万葉集、続日本紀宣命、風土記、正倉院文書

 

 

研究活動(2)

■研究題目

懸詞の研究

 

■研究成果の要旨

『万葉集』から『古今和歌集』にかけての懸詞の展開に関する研究。

 

■研究成果の報告

・「懸詞と意味」(「國文學 解釈と教材の研究」47巻11号、學燈社、2002年)
・「懸詞と伝達―『古今和歌集』を中心に―」(「埼玉大学 国語教育論叢」8号、2005年)

 

■キーワード

懸詞、万葉集 古今和歌集

 

 

研究活動(3)

■研究題目

古風土記の研究

 

■研究成果の要旨

古風土記における漢語表現、地名説明記事の表現、受容等についての研究。

 

■研究成果の報告

・「地名説明記事と地名-『播磨国風土記』を中心に-」(「風土記研究」26号、2001年)
・「風土記の仮名表記―固有名詞以外の語の仮名表記を中心に―(「風土記研究」27号、2003年)
・「『播磨国風土記』の熟字」(「風土記研究」29号、2004年)
・「風土記の数量表現」(「風土記研究」30号、2006年)
・「『肥前国風土記』の用字―漢語の使用を中心に―」(『菅野雅雄博士喜寿記念 記紀・風土記論究』おうふう、2009年)
・「『豊後国風土記』の用字1―熟字の使用を中心に―」(「風土記研究」33号、2009年)
・『風土記の表現 記録から文学へ』(笠間書房、2009年)
・「『播磨国風土記』の表記―文体との関わり―」(『風土記の表現 記録から文学へ』笠間書院、2009年)
・「鹿持雅澄における風土記の受容―『南京遺響』『万葉集古義』を中心に―」(「風土記研究」34号、2010年)
・「『常陸国風土記』の漢語表現」(「和漢比較文学」(和漢比較文学会)44号、2010年)
・風土記と公文―「史籍」としての風土記―(「古事記年報」(古事記学会)、2019年)
・「『出雲国風土記』の漢語表現―『文選』の受容をめぐって―」(「風土記研究」41号、2019年)
・「風土記の文体と表現」(「古事記年報」(古事記学会)、2020年)
・「風土記の文字表現」(「風土記研究」43号、2021年)

 

■キーワード

古風土記、常陸国風土記、出雲国風土記、播磨国風土記、肥前国風土記、豊後国風土記、漢語表現、地名説明記事、受容

生年 1965年