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教員氏名 大谷 誠英
ローマ字 OHTANI, Nobuhide
所属学部 人間科学部
所属学科 児童・幼児教育学科
職名 准教授
主要担当授業科目 社会福祉言論,児童福祉Ⅰ,養護原理,養護内容,保育内容(人間関係),子どもの理解と援助,保育実習
専門分野 社会福祉,社会的養護,施設福祉,ソーシャルワーク,システムダイナミックス
学生の皆さんへ 何事も自分で考え、態度に表すことが大切です。また、その態度に責任が問われてきます。「~された」といって責任転嫁するのではなく、自らの意思で「~した」という生き方を身につけてください。
最終学歴 日本福祉大学大学院 社会福祉学研究科 社会福祉学専攻
取得学位 社会福祉学修士
所属学会名 システムダイナミクス学会,アドラー心理学会
研究活動の概要

研究活動(1)

■研究題目

レジデンシャルワークの問題解決に必要なアセスメントの枠組み―ハードウェアとソフトウェアを視点としたソリューション・ビジネスモデルからの考察と応用―

 

■研究成果の要旨

レジデンシャルワークの構成要素をハードウェアとソフトウェアの視点から捉えた。その上で、問題解決の手法として「インテグレーテッドIPソリューションモデル」を応用した考察を行った。

 

■研究成果の報告

レジデンシャルワークをハードウェア・アプリケーションソフトウェア・エンベデッドソフトウェアから捉えることで、問題の発生過程と原因が明確となったことから、レジデンシャルワークとして問題をアセスメントするための方法を示した。

 

■キーワード

レジデンシャルワーク,ハードウェア,ソフトウェア,システム

 

 

研究活動(2)

■研究題目

レジデンシャルソーシャルワークの信頼性を向上させるためのフォールトトレランス技術の有効性

 

■研究成果の要旨

レジデンシャルソーシャルワークにおいて発生する問題に対し、システムとしての信頼性という視点から検証をおこなった。

 

■研究成果の報告

情報技術分野で活用されているフォールトトレランス技法は、現在のレジデンシャルソーシャルワークにおいて問題の発生予測ならびにその対策を準備することが可能になるなど、一定の有効性があることが示された。そこで、フォールトトレランスによる施設の機能の拡充と措置権の可能性について示唆した。

 

■キーワード

レジデンシャルワーク,フォールトトレランス,システム

 

 

研究活動(3)

■研究題目

職員配置の増加による影響とシミュレーション予測―システムダイナミクスを用いたモデル構築からの検討―

 

■研究成果の要旨

児童養護施設の人材不足に関し、システムダイナミクスの手法も用いて問題を分析した。

 

■研究成果の報告

職員の不足に対して数としての補充が行われるが、実際には職員の増加がコミュニケーション不全や他の職員の負担を増加させる結果が得られた。そのため、数合わせとしての職員補充は課題が残ることが示唆された。

 

 

研究活動(4)

 

■研究題目

職員の増加がもたらす業務負担の軽減とコミュニケーション不全によって発生する新たな問題

 

■研究成果の要旨

職員不足が言われる児童養護施設において、職員の増加によって発生する問題をシステムダイナミクスのモデル構築から導いた。

 

■研究成果の報告

業務負担が軽減されると思われがちな職員の増加について、簡単なシミュレーションを行った結果、業務負担の軽減にはならず負担が増加する結果が得られた。そのため、職員を補充する場合は、準備と方法を考える必要がある。

 

■キーワード

児童養護施設,人材不足,コミュニケーション不全,システムダイナミックス

 

 

研究活動(5)

■研究題目

施設職員の採用が困難となる要因と背景―実習中の経験によって敬遠される施設就職―

 

■研究成果の要旨

施設職員の採用が困難となっている状況に対し、就職のきっかけとなる施設実習の結果からその要因と背景を明らかにした。

 

■研究成果の報告

就職後も継続的に勤務することが困難な状況を分析することで、支援の質を高められることを示唆した。また、職員確保のためには、実習生にとって手応えのある学びが必要不可欠であり、現場として取り組むべき課題であることを指摘した。

 

■キーワード

人材不足,支援の質,保育実習

生年 1974年