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教員氏名 | 堺 正之 |
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ローマ字 | SAKAI, Masayuki |
所属学部 | 人間科学部 |
所属学科 | 児童・幼児教育学科 |
職名 | 教授 |
メールアドレス | m-sakai@kwuc.ac.jp |
主要担当授業科目 | 教職概論、教育原論、教育史、道徳教育指導法(中等)、道徳教育論、教職実践演習、人間科学概論、キャリア基礎演習Ⅱ |
専門分野 | 教育哲学、教育課程、道徳教育 |
最終学歴 | 広島大学大学院教育学研究科博士課程後期教育学専攻 中途退学 |
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取得学位 | 教育学修士 |
職歴 | 広島大学助手、九州産業大学講師、福岡教育大学講師、助教授、教授を経て令和4年4月から九州女子大学教授 |
所属学会名 | 教育哲学会、日本教育学会、日本道徳教育学会、日本道徳教育方法学会、法と教育学会 |
教育研究社会活動 | 福岡県社会科研究協議会北九州地区部会 会長(平成15年4月~平成20年3月) 文部科学省 学習指導要領の改善等に関する調査研究協力者(小学校道徳)、小学校学習指導要領解説道徳編作成協力者(平成18年10月~平成22年3月) 福岡県豊かな心育成推進会議 委員長(平成20年4月~) 宗像市教育評価委員会 委員長(平成22年4月~平成27年3月) 道徳副読本「ふくおか郷土資料DVD」編集員会委員長(平成22年4月~平成23年3月) 鳴門教育大学 第6回「教員養成に関するモデルカリキュラムの作成に関する調査研究」研究協議会 外部評価の立場からの事業の総括的分析・評価(平成23年3月) |
研究活動の概要 | 研究活動(1) ■研究題目 教育の哲学、思想
■研究成果の要旨 (1)教育の原理的解明を担う教育哲学の課題について考察した。社会参加の視点から法教育の導入が唱えられている現状を明らかにし、法教育と道徳教育の相違及び関連をふまえて、日本の道徳教育に求められる役割を指摘し、規範の創造へと向かう教育の思考様式を論じた。
■研究成果の報告 (1)『教育哲学の課題「教育の知とは何か」―啓蒙・革新・実践―』(共著)福村出版、平成27年6月。(第17章「規範と道徳教育―法教育との対話を通して」を執筆)
研究活動(2) ■研究題目 大学における教員養成カリキュラムの改善、教職論
■研究成果の要旨 (1)道徳の指導力を「学士力」の問題としてとらえ、「道徳の指導法」科目の意義と教員養成カリキュラムの課題、および「道徳の指導法」科目の学修を生かすためのさまざまな工夫について論じた。
■研究成果の報告 (1)『道徳教育の可能性―徳は教えられるか―』(共著)福村出版、平成24年3月。(第13章「教員養成教育における道徳教育―「道徳」の指導を支える能力育成の課題」を執筆)
研究活動(3) ■研究題目 道徳教育の基礎づけ(教育課程および教育制度の側面から)
■研究成果の要旨 (1)学校の教育課程における道徳の位置づけを領域論との関わりで説明し、戦後の学習指導要領の変遷と道徳教育の内容の示し方の変化を押さえ、平成元年改訂学習指導要領以降の道徳の内容について、その広がり(4つの視点)とつながり(学校、学年の接続や系統性)という点から解説した。次に、道徳教育の全体計画と道徳の時間の年間指導計画が有効に機能し計画的発展的指導が可能となるための具体的方策と道徳教育推進教師の役割について考察した(第6章~第8章)。社会の変化とこれに対応するための教育基本法改正をはじめとする制度的な枠組みを確認し、道徳教育をめぐる連携に自治体ぐるみで取り組んだ福岡県芦屋町の教育長(当時)へのインタビューをもとに取り組みの特徴と課題を考察した。次に、外国の事例としてイギリス、フランス、韓国を取り上げ、それぞれの学校制度にみられる教育の伝統と教育改革の動向について、「公教育の原理」との関係を中心に概観し、日本の道徳教育への示唆を導いた。さらに、人格的自律を基調とする憲法論に基づき、「教育的配慮」には子どもの人権を制約する側面のあることを踏まえ、教育的配慮が子どもの人格的自律への配慮とのバランスを必要とすることを「体罰」を例にとって指摘した(第13章~第15章)。
■研究成果の報告 (1)『道徳教育の方法』(単著)放送大学教育振興会、平成27年3月。
研究活動(4) ■研究題目 大学の授業改善
■研究成果の要旨 九州女子大学人間科学部の学部共通科目人間科学概論」(児童・幼児教育学科クラス)の実施内容と評価結果について説明し、本科目がその役割を果たすことができているかという視点から、開講初年度の成果と今後の改善に向けた課題を明らかにした。
■研究成果の報告 「「人間科学概論」開講初年度の成果と課題」(共著)『九州女子大学学術情報センター研究紀要』Vol.7、九州女子大学学術情報センター、令和6年2月。 |
生年 | 1956年 |