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教員氏名 | 巴 美樹 |
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ローマ字 | TOMOE, Miki |
所属学部 | 家政学部 |
所属学科 | 栄養学科 |
職名 | 教授 |
メールアドレス | m-yoshimura@kwuc.ac.jp |
主要担当授業科目 | 臨床栄養アセスメント論、臨床栄養治療論、臨床栄養教育論 管理栄養士総合演習 |
専門分野 | 臨床栄養、高齢者栄養 |
学生の皆さんへ | 4年間入学時の気持ちを持ち続けられるような、将来の夢を叶える学生生活を送れるよう一緒に頑張って行きましょう。 |
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最終学歴 | お茶の水女子大学 大学院人間文化創成科学研究科 後期博士課程 |
取得学位 | 博士 (生活科学) |
所属学会名 | 日本栄養改善学会 日本スポーツ栄養学会 日本栄養食糧学会 |
研究活動の概要 | 研究活動(1) ■研究題目 Clinical Traial of Glutamate for the Improvement of Nutrition and Health in the Elderly
■研究成果の要旨 グルタミン酸ナトリウム(MSG)の臨床的有用性が報告されている。今回、MSGの効果を再確認するため、後期高齢入院患者にブラインドテストを実施報告。
■研究成果の報告 New York Academy of Sciences,1170,82-86(2009)
■キーワード MSG、うま味、高齢者
研究活動(2) ■研究題目 高齢者施設における食事中の遊離グルタミン酸含量についての検討
■研究成果の要旨 入院高齢者に提供している食事中の遊離Glu量を把握するため,病院食中の遊離Glu含量を測定した.あわせて全Glu及びグルタミン(Gln)の含量の研究.
■研究成果の報告 栄養学雑誌,67,122-127(2009)
■キーワード MSG、病院食
研究活動(3) ■研究題目 A Possible Application of Monosodium Glutamate of Nutritional Care for Elderly People
■研究成果の要旨 病院食に遊離グルタミン酸濃度を添加しは、高齢者の栄養状態、全身状態、QOLに及ぼす影響について調査した。その結果、栄養摂取量、蛋白栄養状態に変化は見られなかったが、末梢リンパ球数の増加、認知度などに改善が認めら、Gluを高齢者の栄養ケアに上手に利用することで、高齢者のQOLの改善に役立つ可能性がるものと推察されたことを報告した。
■研究成果の報告 Biol.Pharm.Buii.31,1852-1854(2008)
研究活動(4) ■研究題目 うま味調味料添加による料理への嗜好性の増強効果
■研究成果の要旨 料理中にグルタミン酸ナトリウムを主とするうま味調味料を添加した場合と無添加時とを比較して、嗜好性が高まるかどうかの検討を行った。対象は、健常中高年女性30名及び健常青年女子29名である。試験食は20品目の料理について、無添加及び0.25%、0.5%、1.0%の中の3種類の濃度から、2種類の濃度のうま味調味料を添加した計3種類とし、被験者にもっとも好ましいと感じたものを選択させた。中高年では、0.5%添加の7品目、0.25%添加の1品目の料理で有意に嗜好性が高まり、青年女性においても同様の結果がみられた。同じ料理の無添加料理は、いずれも有意に好ましいと選択されなかったことから、料理によっては、うま味調味料添加による料理の嗜好性向上に効果があることが示唆された。
■研究成果の報告 日本栄養・食糧学会誌,64(3),151-157(2011)
研究活動(5) ■研究題目 うま味物質グルタミン酸ナトリウムに対する中・高年女性の味覚感受性と嗜好性
■研究成果の要旨 施設入所者や在宅高齢者の低栄養を予防するために、嚥下機能の低下した高齢者が最も好む全粥にうま味物質(MSG)を添加し、閾値と嗜好に関する官能評価を行った。対象は、北九州市の高齢施設通所サービス利用者69~93歳の女性31名と健常な40~59歳の中年女性40名とした。対照食は0.2%食塩添加粥とし、これに4段階濃度(0.125、0.25、0.5、1.0%)のMSGを添加した粥を被験食として官能評価を行った。評価方法は、対照食と被験食をランダムに提示し、「濃い」または「好き」なサンプルを二者択一法で強制選択させた。結果は、年齢と濃度識別との関連では、全てのの濃度で中年群の方がMSG添加粥を「濃い」と感じ、0.25%添加では中年群は高齢者群より有意に「濃い」と感じた。高齢者では、MSG0.5%と1.0%以上の閾値とする者は中年群よりも有意に多かった。MSGに対する嗜好性は、高齢者群ではMSG0.5%で最も高く、中年群よりも有意だった。中年群では濃度上昇とともに好まない傾向にあり、MSGの好みは中・高年で異なることが示唆された。
■研究成果の報告 Jornal of Health and beauty,2,21-28(2012)
■キーワード MSG、中年女性、高年女性、閾値、嗜好性、スポーツ栄養、大豆たんぱく質、経腸栄養 |